ゲームにもあった著作権協会
ゲームソフトにもJASRACみたいな著作権協会があったのかというのが最初に感じたことだ。
ただ、難しいのはどこまでがセーフで、どこからがアウトなのかということだ。
料金を請求するのがゲームではなく、ゲームをしながらする飲食代であればアウトということなのだろうか?それだとタダでゲームをさせてるということで、著作権料は入らないから違法ということなるということか。
仮にゲームのプレイ料金を取って飲食代がオプション扱いなら、プレイ料金の一部を著作権料として支払うことでセーフということになるのだろうか?
その辺の違いがまだピンと来ない部分ではある。
とりあえずはゲーム機とゲームソフトで客を集めるなら、まずは許可を取れということなんだろうね。
ただ、著作権を盾に商売を妨げるようなことばかりしていれば、JASRACみたく迷惑な権利保護団体になってしまうだろう。権利と商売のバランスは上手く取ってもらいたいものだ。
ハードから囲い込みへ
ゲームに限ったことではないが、もはやハードやそれに対応するソフトウェアの売上に依存する時代ではなくなってきているように感じる。
定額の有料会員制サービスはAmazonやAppleなどをはじめ、いろんな所に広がっている。マイクロソフトもOfficeなどで始めているが、今回はXboxがメインのゲームでもこうしたサービスを広げることでXboxのハードやソフトへの売上依存を抑えると同時に、会員の囲い込みでライバルのソニーや任天堂に対抗しようということのようだ。
ソニーや任天堂ももちろん手を拱いているわけではなく、会員制サービスやクラウドサービスでマイクロソフト同様、顧客を囲い込もうと目論んでるらしい。
ハードウェアの売上から有料の会員制サービスの会員獲得競争へとシフトされる流れは今後も続いていくだろう。それは自分たちの視点ではなく、利用者の視点で考えないと売れないということでもあると思う。利用者のことを考え、満足させてくれるサービスの競争なら歓迎なんだけどね。
日本は環境問題に後ろ向きなのか?
正直、プラスチックごみについてまだ分からないことが多いけど、プラスチックごみが環境に悪影響を及ぼしているという話は最近聞くようになった。
そういえば、ゴミの収集でも最近はプラスチックごみを分別するようになったけど、リサイクルに加えて環境に配慮しているということなのだろうか。
そんなプラスチックごみの海洋汚染問題について、日本は合意文書に拒否しなかったことで環境団体から批判が相次いでいるそうだ。
日本政府は「国内法が整備されておらず、社会にどの程度影響を与えるか現段階でわからないので署名ができなかった」なんて言っているが、言い訳みたく聞こえてしまう。
日本はペットボトルなどのプラスチックを多く消費してる国であり、そのゴミの排出量も世界有数のはず。しかも日本は海に囲まれた島国だ。プラスチックごみを多く出していることで海の汚染に一役買ってしまっているはずだ。
本来なら先頭に立ってプラスチックごみの減少に取り組まなければいけないのに、今回は署名を拒否したことで環境問題に後ろ向きだというレッテルを世界から貼られかねない。世界中で環境に対する配慮が求められてるようなご時世に環境問題に後ろ向きだというイメージを持たれてしまうと、国際競争力においてマイナスになるだろう。今回のことが今後の環境問題に悪影響を与えなければよいが。
環境が悪化すれば、それがいつか自分たちに返ってくるはずだ。プラスチックごみにおける汚染を少しでも防ぐためにも、自分たちの方でもできることをしていかないとだよね。
今の時代のあり方の例かもしれない
本来はアーティスト側が音楽を含めて自ら情報発信することでファンを広げていくべきものなんだけど、それがレコード会社や事務所の都合に左右されてしまってるのが現実だよね。
「アーティストが、音楽事務所やレコード会社などの大企業の一コンテンツにすぎないことが悔しい。自分たちが精魂込めて作ったかわいい楽曲が他の人のお金もうけに使われる、ということが許せないと思った」
そう思っているアーティストは少なくないと思う。
けど、日本では自分たちの楽曲が自分たちの権利にならないことが多いのが最大の障害になっている。音楽は自由であるはずなのに自由とは程遠い存在みたいだ。
だが、音楽配信サービスが始まったことで今までの構造が崩れ始めている。それに対応するかのように、アーティストの音楽活動も変わってきている。単に曲を売るだけでなく、ライブ活動などファンとの距離も重視しているようだ。そしてアーティスト自身の発信力も重要になってきている。
アプリを通じてファンとの新たな関係を築こうとするGLAYの試みは今の時代のアーティストのあり方のひとつの例なのかもしれない。もちろん、今までのヒット曲とネームバリューがあるからこそ、こうした試みができたというのもあるんだろうけどね。
今までのやり方が通用しなくなってることが多くなっているこの時代、自分たちで切り拓くスタイルが大事になるのではないだろうか。
軽いノリで済まされない書き込み
本人は軽いノリで書き込んだのかもしれないけど、それがジョークで済まされないのが今の世の中なんだよね。
犯行予告を書き込んで本当に実行した事件もあるわけだし、警備に関わる側とすれば簡単に嘘と決めつけるわけにはいかないのだろうね。それが分かっててイタズラに走る質の悪いやつもいるから困りものだ。
まあ、逮捕されたやつはコッテリ絞られた上で数十万円の罰金と主催者側からの損害賠償を払うことになるのだろうけど、世の中の厳しさをタップリと思い知ってもらいたいものだ。
組織で一番大事なのは「人」
人が定着しない最大の理由は働いても報われず疲れるだけの労働環境だろう。長時間働いても賃金が安く、昇給することがあまりないような環境で長く働きたくないと思うのは当然の心理だ。
こうした環境をなかなか改善しようとせず、逆にサービス拡大による負担押し付けが増えていった結果、慢性的な人手不足に陥りサービス維持が困難になってしまっている。ある意味、自業自得なのかもしれない。
組織で一番大事なのは「人」であるはず。人がいなければ組織は成り立たない。しかし、それが分からないトップが多いようで、それが「ブラック企業」や「3K職種」などを生み出しているのではないだろうか。そして、それが世界相手に競争力や存在感を失っていると思うのだが。
人手不足の状況を改善したければ、まずは労働環境の改善や賃金アップなど人を大切にすることから始めていくべきだろう。利益を維持するために安易な方策に走るようなら、その企業や業種は終わると思う。
人手不足を解消し利用者に余計な負担をかけないためにも、まずは「人あっての組織」というのを認識すべきではないだろうか。
比率や数値目標よりも
採用が増えたり管理職への登用が増えるなど女性が働きやすい環境を広げるのはもちろん賛成だ。
ただ、採用比率や数値目標を義務づけるのはあまり賛成できない。
割合や人数を増やした所で能力や人間性などに不安があるようなのばかりでは意味がない。そういうのを増やしたところで組織にとってマイナスだろう。
比率や数値目標を具体的に義務づけるのではなく、女性でもどんどん採用や登用できるよう、女性の進出を阻害している要素を緩和ないし取り除くことの方が大事なのではないか。
身体機能の男女差は仕方のないけど、仕事における能力やスキルに男女差はそれほど大きくないだろう。性別よりも性別に関係なく能力やスキルなどで正しく評価されるような仕事環境を作っていくべきだと思うのだが。