雪使いのつぶやき

日々の様々な出来事や思うことを気ままにつぶやいています

雨の中の観劇

雨の中、芝居を観に京都へ行ってきた。

 

中に入ったらいきなり喫茶店になっていて(元々喫茶店だった所をそのまま使っているのだが)戸惑ったところにマスター役が注文を本当に取りに来たから余計戸惑った。芝居はすでに始まっていたようだ。

進んでいく芝居を注文したスープを飲みながら観ていた。話は喫茶店の中でマスターと先代からの常連客の女性、主人の元同僚の女性の3人の会話を中心にゆったりと進んでいく。マスターと常連客は友人っぽい関係だが、マスターと元同僚は恋愛感情があるのかないのか微妙な距離感があるようだ。大きな変化もないまま話は終わったが、舞台と役者と客の距離感がほとんどない中での芝居はゆったりとしたひとときを過ごしたような気分にさせられた。また、外の雨が更に味わい深いものにしたのではないだろうか。天気は自然現象だけど、芝居の味付けに一役買っていたというのも面白いものだと思う。

 

今回の出演者は3人とも顔見知りということもあって観に行ったんだけど、雨の中を出かけてよかったと思う。最近、芝居を観ることから少し遠ざかっていたけど、たまには観に行かないとだね。