ラッキーゾーン復活へ
楽天イーグルスの本拠地・Kスタ宮城で「ラッキーゾーン」が復活するそうだ。
ラッキーゾーンといえば、かつて甲子園の両翼にあったのを覚えている。
スタンドまで届かなくても、そこに入ればホームランになることから「ラッキーゾーン」と言われたようだ。これならホームランバッターでなくてもホームランを打てる可能性が高くなる。ちょっとしたおまけ設定といったところだろうか。
ただ、近年はスピードと守りを重視する傾向が強まったことから両翼の広い球場が多くなり、ラッキーゾーンもなくなっていった。さらに「低反発球」の導入により、プロではホームランの数が減っている傾向にある。
ラッキーゾーンを導入した楽天は今シーズン、ホームラン数がリーグワーストで2ケタ打ったバッターがいなかった。ホームラン数を増やすために導入を決めたそうだが、裏を返せば相手のホームラン数も増やすことにもなる。「やっぱりラッキーゾーンは撤廃した方がいい」なんてならなければいいけどね(笑)
ラッキーゾーン復活が野球のトレンドに変化を与えるかどうか、来シーズンの見どころのひとつかな。