雪使いのつぶやき

日々の様々な出来事や思うことを気ままにつぶやいています

ブラック企業には

最近「ブラック企業」という言葉をよく聞く。

 

ブラック企業とは

従業員に対して、劣悪な環境での労働を強いる企業*1のこと。広義には入社を勧められない企業のこと。

  1. 労働法やその他の法令に抵触、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いる
  2. 関係諸法に抵触する可能性がある営業行為や従業員の健康面を無視した極端な長時間労働サービス残業)・労災隠しを従業員に強いる
  3. パワーハラスメントという暴力的強制を常套手段としながら本来の業務とは無関係な部分で非合理的負担を与える労働を従業員に強いる

コーポレートガバナンス企業統治)の欠如やコンプライアンス法令遵守)の軽視などが要因。従業員や元従業員とのトラブルだけでなく、近隣住民とのトラブルを抱えた企業が多い。

はてなキーワードより)

 

要はブラック企業かどうかは労働関係の法令を遵守し従業員の人権がちゃんと守られてるか否かといったところだろう。そういうのが守られないようなブラック企業が増えているということは企業モラルが下がってるということだろう。それは生産活力を低下させ、更には国全体が活性化しなくなるということだ。それが分かってないような経営者が多いことも雇用問題を悪化させ、産業の停滞につながってるのだと思う。

 

企業は働く人あって成り立つもの。人を大切にしない企業は一時的には業績が良くても決して長続きはしない。そういうブラック企業は存在と手口を広く知らしめて社会的ダメージを与えるぐらいしないと減らないのではないか。法で取り締まるだけでは限度がある。社会的なダメージを与えないと法も人権も守ろうとはしないだろう。社会のためにも役所だけでなく従業員や顧客などからの監視がこれからは必要だと思う。

 

企業も人も幸せになるためにも、ブラック企業なるものは減ってほしいものだ。