雪使いのつぶやき

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プロレスの楽しみ方の違い

日本時間の今日行われたWWEのPPV・ロイヤルランブルで俳優に転向していたロックが何年かぶりの王座に返り咲いた。

 

これについては4月に入るか入らないかに行われるWWE最大のイベント・レッスルマニアに向けたストーリーの過程で予定されていた話のようだ。そのせいか、驚くほどではなかったようだ。それでも大きく取り上げるのはメディアの仕事なんだろうけどね。

 

アメリカのプロレスが作られたストーリーであることは広く知られているし、団体の方も隠さずに堂々と認めている。だからといって、八百長と騒ぐことはせず、ストーリー展開を楽しんでいる。ある意味、ショーとしての割り切りができているのだろう。

 

日本のプロレスの場合、ストーリーがあっても団体が認めようとしないところがほとんどだ。見る方も真剣勝負しているものとして見ている。作られたものだと分かったら、八百長だといって騒ぐこともありえる。プロレスの楽しみ方にも、日本とアメリカの文化的な違いがよく表れているのではないだろうか。

 

とはいえ、楽しみ方を文化の違いで片付けてしまうのはもったいない。見方を少し変えてみるなどして違う角度から見てみたら、新たな一面が見えるかもしれない。ものの見方に柔軟性をつけるには、そういう姿勢が大事かなって思うけどね。

 

こうして書いてみると、プロレスはものの見方を鍛えるにはいいものかもしれないな。

 

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