本来あるべき企業支援の姿は・・
不振ノキアも放置 企業倒産が当たり前の北欧 WEDGE Infinity(ウェッジ)
「我が国では競争力を失った企業への支援は行いません。税金はこれから伸びる企業のために使います」(駐日フィンランド大使館で経済・通商を担当するユッカ・パヤリネン1等書記官)
本来はこうあるべきなのかもしれない。
競争力を失った企業が立ち直るのは並大抵のことではない。それなら将来性のある企業を支援したり投資する方がリターンが大きいのではないだろうか。効率の良い企業の移り変わりが産業を継続的に活性化させるということなのかなあ。そのあたり、詳しいわけでないので確信は持てないが・・。
日本では大企業がもし潰れかけたら放置するなんてできないんだよね。
国や自治体などが手助けしてでも延命させてようとする。雇用や立地してる自治体への影響が大きいというのが大きな理由のようだ。今のご時世、失業したら再就職するの、大変だからなあ。いろいろなしがらみが多すぎて北欧みたいなことはなかなかできないんだよね。
安倍内閣は人材の流動化を図る政策を進めたいようだが、それならセーフティーネットをまず充実させることが先決だと思う。また、大企業にも社会保障や税金など自分たちの規模に見合った負担をしてもらう必要があるだろう。国や大企業が楽できる流動化では雇用環境が余計悪くなるだけではないかと思うのだが。
企業や雇用のあり方を見直さなければいけない時代に来ているのは確かだ。
それに柔軟に対応するための施策をしっかりと整える必要があるのではないか。