オリコンの年間ランキングで思うこと
オリコンの年間ランキングが発表されたそうだ。
1位から4位までをAKBが独占、上位のほとんどをAKB系、EXILE、ジャニーズ系、乃木坂46が占めている。
これらを見ると音楽業界が残念な方向に行っているのではないかって思いたくなる。
例えば
・1位「さよならクロール」AKB48(特典・選抜総選挙の投票用シリアルカードなど)
・2位「恋するフォーチュンクッキー」 AKB48(特典・握手会参加券、生写真)
・3位「ハート・エレキ」AKB48(特典・ステッカー、握手会参加券、生写真)
といった具合に何らかの特典がついている。また、チームごとのCDもあり、一部だけ買ってる人もいれば全部買ってる人もいるだろう。曲以外の付加価値で売り上げてるようなものではないだろうか。
売る方からすればどれだけ売れるかが大事だから、なりふり構っていられないというのもあるかもしれない。
けど、そういう曲以外のものに頼らなければ売れないというのは音楽業界にとってはどうなんだろうね?これから先、真面目に音楽をやっていても先が見えないと思う人たちが増えていくかもしれない。そうなってしまうと、ますますジリ貧になりかねない。今年の傾向が更にエスカレートしていくことになるだろう。それって危ない傾向だと思うんだけどね。
今年のランキングを見て違和感を感じた人って、どれくらいいるのかなあ?きっと自分だけではないと思うんだけど。