ノルディックの複合を見て
ノーマルヒルで銀メダルを取った渡部選手に期待が集まったけど、残念ながらメダルはならなかった。
前半のジャンプで4位につけ、メダルを狙える位置でクロスカントリーに挑んだ。途中までは先頭集団の激しい攻防に加わっていたものの、勝負所での転倒が響いて6位に終わった。レースを見て「あの転倒がなければ・・」と思った人、多いのではないだろうか。
ノルディックに限らず、勝負どころでのミスは致命傷につながってしまう。トップレベルでの争いとなると、ほんのわずかなミスでも見逃してはもらえないものだ。ミスをしたくてやったわけではないだろうけど、緊迫した争いの中でのプレッシャーは相当なものだったのかもしれない。勝負に勝てるか勝てないかは、こうしたプレッシャーと上手く付き合えるかどうかなのだろうね。
ラージヒルは残念だったけど、団体で巻き返して有終の美を飾ってほしいよね。