思想がどうあれ・・
最近、「アンネの日記」という本が破られる事件があちこちで起きてるようだ。
ちょっとしたミステリー小説にあるような事件だが、単なるミステリーでは済まされない部分もあるようだ。
「アンネの日記」といえば、ナチスからの迫害を逃れて潜伏生活をせざるを得なかった少女とその家族たちの日常を綴った日記だ。その中ではナチスによるユダヤ人迫害についても触れている。
もしかしたら、あちこちで本を破っている犯人はナチス礼賛者か反ユダヤ主義者、もしくはそれらに似たような思想の持ち主かもしれないと思いたくなるのではないだろうか。思想がどうあれ、公共もしくは販売されてる本を破損するのは許されるものではない。
被害が広がらないためにも早々に犯人を捕まえてほしいものだ。