20年経っても消えない衝撃
地下鉄サリン事件から今日で20年になる。
20年経った今でも衝撃が消えることはないだろう。
今でも同じようなことが起こる危険は十分にある。兵器ではなく薬品だ。違和感を感じることができても、殺傷能力のあるものだと見抜くのは素人目には難しい。実行するハードルは高いとは言えないのかもしれない。
この事件はテロの恐怖が身近にも存在するかもしれないということを認識させられるものではないだろうか?
地下鉄サリン事件を含めたオウム真理教の一連の事件で死刑判決を受けた被告は10数人に及ぶが、未だに刑が執行されずにいる。まだ全容が解明されてないということなのか、法務大臣が執行に判を押す勇気がないのか、理由は分からない。執行されない間は風化することはなさそうだ。それでも事件を通じて得た教訓などを後世に伝える努力はし続けてほしいものだ。
これから先、第2第3のサリン事件が起きないことを願いたい・・。