雪使いのつぶやき

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ポツダム宣言の訳を読んでみて

国会での党首討論のニュースから「ポツダム宣言」という言葉が大きく取り上げられている。

 

ポツダム宣言」とは第2次世界大戦で連合国(主にアメリカ)が日本に降伏を促すための文書である。

日本はそのポツダム宣言を受け入れることで戦争を終わらせたのである。そこから進駐軍の占領、天皇人間宣言日本国憲法の制定、などなど戦後日本は始まっていったのだ。

 

ポツダム宣言」は教科書に出てくるから名前だけは知ってるという人は多いと思う。しかし、その内容を知ってる人となると、どれくらいいるのだろうか?

 

宣言の全訳についての内容が書かれてるサイトはこちら

ポツダム宣言 全訳

 

日本の無条件降伏を促すとともに軍隊の武装解除、戦犯の処罰、連合軍の一時的な占領を要求している。同時に日本が持つ国家主権の保障、言論・宗教・思想の自由及び基本的人権の尊重

実際、無条件降伏から日本の主権回復までポツダム宣言における要求はほぼ実現されたわけで、戦後日本の原点になったのは間違いないところだ。

 

今、憲法改正だの集団自衛権行使の問題だのの話が出てきているけど、議論するにあたり、ポツダム宣言から始まる戦後日本の流れを復習しておいた方がいいのではないかと思う。国にとって大事なことを議論するなら、歴史の勉強は欠かせない。歴史の中には成功失敗問わず、学ぶべきものが多く含まれているからだ。過去に学び、現在に生かし、未来に繋げる、それはどんなことにも言えるのではないだろうか。

 

ポツダム宣言の訳文を読んでみて、戦後日本を知る上でとても参考になったと思う。