会長辞任、考えられるのは・・
何が何でも居座るのかと思ってたんだけどねえ・・。
おそらく、そうするのが難しくなりそうだと判断したのだろう。
理由として考えられるのは
- FIFAをめぐる大がかりな汚職疑惑が自分にも飛び火するのが必至で、更なる辞任圧力が強まりそうだから。
といったところだろうか。
捜査の対象が自分の側近にまで広がったことで「会長本人は無関係」というのは通用しなくなるだろう。いずれは自分にまで捜査が及ぶことになり、それでも居座り続ければ世界中の世論の批判は更に強まることになる。
そうなるとスポンサーサイドの撤退や一部の国の協会のボイコットなど運営に支障が出かねないという判断があったのではないか。
特にUEFA(ヨーロッパサッカー連盟)が反発は強く、W杯のボイコットにも言及している。サッカーにおける強豪国が多く、影響力の強いUEFAの協力が得られないとなると運営に支障をきたすことは確実だ。しかも今回の疑惑で金の流れに厳しい目が向けられてるとなれば、一部の資金豊富な国の力に頼るのも難しいだろう。
自分が辞任することでUEFAをはじめとする各地域の連盟に引き続き協力してもらいたいと考えたのだろうか。
何がともあれ、FIFAにおける疑惑の徹底した真相解明を願いたいものだ。今後のW杯のイメージダウンを避けるためにもね。