対策をちゃんと考えていたのだろうか?
昨日から始まった2018年ロシアW杯のアジア2次予選、日本は「格下」シンガポール相手に「まさか」のドローだった。
「格下」と言ったのはFIFAランキングで日本はアジアで2番目に高い52位、対するシンガポールは152位、ランキングだけなら圧倒的に上回る相手だ。しかも実績も比べものにならないほど日本が上だ。
そんな相手をホームに迎えるとなれば勝って当然と思うのが大方の見方ではないだろうか。それが1点も取れずにドローなんだから「まさか」という表現になってしまうと思う。
原因はいろいろ出てくるだろうけど、その前に相手に対する対策をちゃんと考えていたのかという疑問が出てくるのではないだろうか。
相手の立場からすれば、かなりの格上相手にアウェーで戦うとなると不利は避けられない。まともに戦ったら相手にならないことは承知してるだろう。
今後のことを考えると何とか引き分けに持ち込んで勝ち点1を取れれば上出来だと考えるのではないだろうか。点を取れなくても相手に点を与えなければ負けることはない、そのためには守りをガチガチに固めてしまえと考えるのは当然だ。
そうなることを想定した上で対策を考えていたのだろうか?そこまで行き届いてないとしたら、相手のことを甘く見すぎたということではないか。それでは勝って勝ち点3を取れなくても無理はない。
まだ予選は始まったばかりだから、そう悲観することはないだろう。
ただ、今回の反省をしっかりと生かしていかないとW杯に出るのは厳しくなってくるだろう。そうならないことを願いたいものだが・・。