雪使いのつぶやき

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日本の競馬が危ない?

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日本馬が世界に通用するかどうか以前にJRAを中心とする日本の競馬が迷走してるように見えるというのが正直なところだ。

 

例えば、明日行われるNHKマイルCは本来、クラシックに出られない外国産馬を含めた3歳マイル路線のチャンピオンを決めるために行われるレースのはずだ。だが、最近は桜花賞皐月賞で結果の出なかった馬が勝ってしまうレースになっている。そのせいか、勝ち馬のその後はパッとしないことが多い。

 

また、従来のレース体系を見直すことなく新たにG1を作ったことで、以前からあったG1の価値が低下する危機にさらされている。実際、先週行われた天皇賞もG1ではあるがG2レベルに届くかどうかのメンバー構成で内容も低調だった。これも大阪杯がG1に昇格したのと同日に香港でG1が行われるのと無関係ではないだろう。

更に言うと、宝塚記念もトップクラスの馬はコンディションの問題や時期的に秋のレースのために休養を入れたいのが多く、出て来るメンバーのレベルが今から心配になる。

 

レース体系のことを言ってきたが、他にも競走馬の生産・育成や騎手の育成・起用、地方や海外との交流などなど競馬に関する歪みがあちこちで起きてるように見える。このままでは競馬そのものが衰退しかねない気がする。

 

そろそろ競馬も抜本的な改革が必要だと思う。そうでないと、日本の競馬の将来が危なくなる。そう思えるやつはどのくらいいるんだろうね。