雪使いのつぶやき

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カンヌ最高賞監督の共感できるインタビュー

www.nikkei.com

インタビューの内容には共感できることが多い。

 

日本の今の映画の現状を見てると欧米だけでなく、そのうち中国や韓国にも遅れを取るんじゃないかという気がする。

今の邦画は人気アニメや小説を人気俳優や女優を使って実写化してるものが多く、とにかく目先の収益しか考えてないようなものばかりが目立つ。要は当たり外れの予測がつきにくいオリジナルで勝負するよりも売れた作品を売れてる役者を使えば確実に売れるという考え方が見え見えだ。

そんなことをやっていれば、映画をはじめとする映像作品に力をいれようとする国に遅れを取っていくのは当然だろう。映画だけでなく、日本の文化力がどんどん低下して日本としての魅力を失っていくことにもなりかねない。そうなると外国人をもっと呼ぼうという日本の観光政策にも悪い影響を与えてしまうだろう。

 

映画に限らず、様々な分野において内向きでいられない時代になりつつある。日本が世界で存在感を発揮するためにも、海外に学び学ばれるようにならなければならないと思うのだが。