今回の新しいOSは
Appleの毎年恒例のイベント「WWDC」が開催されている。
ここではiPhone、iPadの基本ソフト「iOS」とMacの基本ソフト「Mac OS」の新しいバージョンが発表される。
今年も新しいバージョンが発表され、秋にリリース予定となっている。
新機能の詳細についてはあちこちで取り上げられているので、ここではあえて触れない。今回の発表における印象を一言で言うと「使う人にずいぶんと優しくなったものだな」というものだ。
パフォーマンスの向上はもちろんのこと、5年くらい前までのデバイスでも十分に対応できる速度、スマホを使う人の健康に気を使ったり機械の操作が苦手な人でも使えそうな新たな機能の数々、「ポケモンGO」で使われてるようなAR(拡張現実)を使った新アプリなど、使ってみたい機能が前回よりも多いと思う。
使う人に優しくなったのではと思うと同時に、長く使ってもらうことも意識しているのではないかとも感じる。
実際、機種の性能と耐久性が向上してることで使える期間が長くなり、新しいバージョンの製品を出したところで簡単に買い換えてもらえなくなっている。それはApple製品に限ったことではないのだけどね。
それなら、長く使ってもらえそうなソフトの開発に力を入れて、ソフトウェアの延長にあるようなサービスで収入を得られるようにする方向にシフトしようということなのだろう。ビジネスモデルが変わりだしてるといったところか。
まあ、実際に新しいソフトがどんなものなのか、リリースを楽しみにしておこう。