雪使いのつぶやき

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組織で一番大事なのは「人」

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人が定着しない最大の理由は働いても報われず疲れるだけの労働環境だろう。長時間働いても賃金が安く、昇給することがあまりないような環境で長く働きたくないと思うのは当然の心理だ。

 

こうした環境をなかなか改善しようとせず、逆にサービス拡大による負担押し付けが増えていった結果、慢性的な人手不足に陥りサービス維持が困難になってしまっている。ある意味、自業自得なのかもしれない。

 

組織で一番大事なのは「人」であるはず。人がいなければ組織は成り立たない。しかし、それが分からないトップが多いようで、それが「ブラック企業」や「3K職種」などを生み出しているのではないだろうか。そして、それが世界相手に競争力や存在感を失っていると思うのだが。

 

人手不足の状況を改善したければ、まずは労働環境の改善や賃金アップなど人を大切にすることから始めていくべきだろう。利益を維持するために安易な方策に走るようなら、その企業や業種は終わると思う。

 

人手不足を解消し利用者に余計な負担をかけないためにも、まずは「人あっての組織」というのを認識すべきではないだろうか。