雪使いのつぶやき

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相手が強い以上に問題なのは・・

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昨日行われたアルゼンチンvsアイスランドの試合、アルゼンチンが勝つと思ってた人は多かったのではないか。

だが、試合は引き分けに終わった。この結果についてはとくに驚くものではないと思っている。

 

確かにアイスランドは大会初出場で強いと思ってる人はまだまだ多くないようだ。アイスランドが急激に強くなったのは前回のワールドカップ後だからだ。

ユーロ予選でオランダにホームとアウェイの両方で完勝し、本戦では決勝トーナメントに進出し、イングランドを破ってベスト8まで進出している。続くワールドカップ予選ではクロアチアを抑えて1位で本戦出場を決めている。それだけでも実力のあるチームであることが窺える。そんなチームがアルゼンチン相手に引き分けでも驚かない。

 

しかし、アイスランドの実力以上にアルゼンチンのチーム状態に問題があるようだ。

元々、今大会の優勝候補にアルゼンチンを挙げていない。理由もそのチーム状態にある。最近のアルゼンチンは個の力があっても組織的に機能してないようだからだ。それを上手く機能させられる指揮官に恵まれてないとも言える。

更に世代の新陳代謝が進まないものだから、日本以上に選手の平均年齢が高齢化し、メッシという超一流のスーパースターへの依存が増すという悪循環が加わってしまっている。

アルゼンチンが優勝どころか、予選でひとつ間違えれば敗退という体たらくなのもそこにあると思う。今回は上位進出どころか、グループリーグ敗退だってあり得るだろう。

 

アルゼンチンはサッカーにおけるネームバリューが高いチームだ。そんなチームが低迷するのは寂しいものがある。何とか復活してもらいたいものだが。