雪使いのつぶやき

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ビデオ判定と審判の信用性

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サッカーのワールドカップにおいて導入されたビデオアシスタントレフェリーにおける判定は何かと物議を醸したものの、審判の判断をアシストするシステムとして機能していたと思う。

ビデオアシスタントレフェリーは既に導入しているリーグもあるけど、今後は導入する国が広がっていく流れになるだろう。

 

そのビデオ映像で判定をサポートするシステムはサッカー以外でも導入されている。

例えば、大相撲では行司の軍配に物言いがつくとビデオ映像を使って行司の軍配が正しいかどうか確認しているという。

また、日本のプロ野球では数年前からポール際やフェンスギリギリの打球がホームランかどうかを抗議があればビデオ映像で確認して判断するようになった。更に今年からは際どい判定について、ベンチからリクエストしてビデオで確認できるシステムが導入された。

それでも誤審があったりするなどの問題点はあるが、ビデオで確認した結果、審判の判断が間違っていたということで判定が覆るケースが3割ほど出てくるなど、効果はあるのではないかと思う。

 

ただ、ビデオ判定が導入されたことにより審判の権威は下がっただろう。正しいと思って判定を下してもビデオ判定で覆ってしまえば赤っ恥だ。それが何度も繰り返されてしまうと、判定した審判の信用が下がってしまう。ビデオ判定の導入は審判の信用性が今まで以上に問われることになると思う。

 

何がともあれ、ビデオ判定に頼らなくても正しいジャッジをしてもらうのが一番いいのだけどね。