雪使いのつぶやき

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負担を減らすのは簡単ではない・・

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高校生投手の球数問題は以前から言われてきたことだけど、簡単に解決する問題ではないんだよね。

 

投手が2人以上いれば負担を軽くできるだろうけど、そういうことのできるのは、ほんの一部の学校でしかない。中には投手どころか選手を揃えるのに一苦労している学校もあるくらいだ。複数の投手を用意するのは簡単ではない。

更に言うと、投手を育てるのは簡単なことではない。部活の顧問レベルで投手を育てるというのは難しいと思う。それが複数となると余計難しくなるのではないだろうか。

 

そうなると日程にもっと余裕を持たせることだろうけど、他との兼ね合いもあって簡単ではない。プロと違って野球だけに専念するわけにはいかないし、学校の予定にも影響が出てしまうことになる。日程に余裕を持たせるにも限度があると思う。

 

投手に余計な負担を強いることのないよう、指導者が気を使ってあげるべきなんだろうけどね。ただ、指導者の一部には昔のスポ根を引きずってるようなのがいて、ひとりで投げきるのを良しとするようなのが今だにいるのは困りものだ。

また、そういうのを美徳にする傾向が今も残っている。高校野球に限ったことではないけど、昔の根性論が今も根強く残っているのが日本のスポーツだ。いい加減に脱却してほしいところなんだけどね。

 

高校生投手の負担について、今後も幅広い議論があってほしい。そうなることで多くの人の関心を呼び、負担を減らすための意見がいろいろと出てくるのではないだろうか。