自分でやった方が早い弊害
何かをやるときに自分でやった方が早いと思うことはあるのではないだろうか?
自分もそういうところはある。さっさと片付けてしまった方がいい状況だったりすると自分が引き受けた方がいいと思ってやってしまう。結果的にはそれで片付いてしまうこともある。
しかし、いつまでもそういう考えではいけないんだよね。
ひとりで作業したりプレーヤー(職人)のままでいたいというなら構わないかもしれない。他人と一緒にやるときに自分でやる方が早いと思ってしまうのは弊害の方が多いんだよね。それは自分にとっても周囲にとっても良いことではない。自分の視野は広がらないし相手の立場でものを見られない自己中のままになってしまう。また、相手の方はスキルが上がらないし不平不満や依存などが生じてしまう。そうなるとチームは回らなくなってしまうものね。
自分のスキルを日々磨いていくのは当然のこと。それとともに相手のことを上手く引き出すことを覚えていかないと。自分でやった方が早いままでは自分も周りも成長しないだろうからね。
- 作者: 小倉広
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/25
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