雪使いのつぶやき

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頑張れマイナー種牡馬産駒

今日行われた競馬の3歳牝馬の重賞・クイーンカップでウキヨノカゼという馬が勝った。

 

ウキヨノカゼの父親はオンファイアという3戦して1勝のみという戦績の馬だ。競走馬としての実績はほとんどないが、3冠馬ディープインパクトの全弟ということで種牡馬入りしている。ディープインパクトが種付け料1500万なのに対してオンファイアは30万、兄弟なのに実績が違うということで差がかなりある。そんな実績のない弟の産駒が兄の産駒を破って重賞勝ちなのだから、血統というのは不思議なものだ。それは人間にも言えることなんだろうけどね。

 

そういえば、昨年末の2歳チャンピオンを決める朝日杯でG1を勝ったことがなかったローエングリンの産駒が1着と3着になったっけ。1月に行われた3歳牝馬の重賞のフェアリーステークスでは同じくG1を勝てなかったロサードの産駒が勝ってる。今年の3歳世代は種付け料が数十万レベルの「マイナー」種牡馬の頑張りがここまでは目立つようだ。

 

何百万から1000万以上の種牡馬の産駒が活躍するのもいいけど、格安の「マイナー」種牡馬産駒が良血馬に負けない頑張りを示すことは競馬を盛り上げる材料のひとつだと思う。そうした産駒が頑張ってくれることで希望が持てる人も少なくないだろうからね。

 

良血馬に対抗できるマイナー種牡馬産駒が出現することをこれからも楽しみにしている。