銭と平氏滅亡の関係
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本の貨幣流通を定着させる役割を果たした「宋銭」をキーワードに、平清盛の経済政策がもたらした影響について書かれている。
平氏が清盛の死後、なぜアッサリと滅亡してしまったのかを銭の流通を中心とした経済政策の観点から解き明かそうとしている点が斬新だと思う。
歴史を経済的な観点から見ていくと、新たな面が見えてくるものなのかもしれないね。