雪使いのつぶやき

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養蚕業の復活なるか?

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養蚕業といえば、仏教よりも早く日本に入ってきた長い歴史を持つ産業であり、日本の近代化においてなくてはならない産業であった。

しかし、化学繊維の普及や輸入自由化などで日本の養蚕業はかなりのダメージを負ってしまい今に至っている。

 

そんな養蚕業が先端技術を使って甦らせる取り組みが各地に広がっているそうだ。ただ甦らせるだけでなく、年中通して生産できるようになるという。また、従来の絹製品だけでなく、医薬品や生活用品などにも活用の場が広がろうとしているようだ。こうした動きを行政が積極的に支援することで地域活性化につなげようとしている。

 

今や様々な産業で海外と渡り合うだけのものが求められる時代だ。内向きなことを言っていては産業そのものがジリ貧になっていってしまうだろう。

今回の養蚕業の取り組みはこれから先の日本の産業のあり方において、ひとつのモデルになるのではないだろうか。

 

取り組みはまだまだ始まったばかりだが、日本だけでなく世界にアピールできる産業に成長できるかどうか見ものだ。