「夢よ再び」感な事業買収
まず、国内で事業基盤を固めて海外に打って出るというプランだそうだ。そして1年から2年で黒字を目指すという。
けど、そうはならないのではないかと思っている。
今やパソコン市場が10年前に比べて縮小している。さらにスマホやタブレットの性能は古いPCよりも優れてるものが多く、キーボードをつければ疑似PCとしてネットだけでなくPCでやるような作業もできるようになっている。パソコンよりもスマホやタブレットを使う人が多くなっている中で再びPC事業を拡大するのは簡単ではないだろう。
更に言うと、パソコンの基本ソフトはMacやChromeブックでなければ、どこのメーカーでもWindowsで変わらない。CPUやGPUはOS関係なくほぼ共通だ。Apple以外、他のメーカーと差別をつけるのは簡単ではない。そこをどうするか考えないと黒字どころではないと思う。
今回の買収は「夢よ再び」感があるように思えるが、どうなるんだろうねえ?
今回の新しいOSは
Appleの毎年恒例のイベント「WWDC」が開催されている。
ここではiPhone、iPadの基本ソフト「iOS」とMacの基本ソフト「Mac OS」の新しいバージョンが発表される。
今年も新しいバージョンが発表され、秋にリリース予定となっている。
新機能の詳細についてはあちこちで取り上げられているので、ここではあえて触れない。今回の発表における印象を一言で言うと「使う人にずいぶんと優しくなったものだな」というものだ。
パフォーマンスの向上はもちろんのこと、5年くらい前までのデバイスでも十分に対応できる速度、スマホを使う人の健康に気を使ったり機械の操作が苦手な人でも使えそうな新たな機能の数々、「ポケモンGO」で使われてるようなAR(拡張現実)を使った新アプリなど、使ってみたい機能が前回よりも多いと思う。
使う人に優しくなったのではと思うと同時に、長く使ってもらうことも意識しているのではないかとも感じる。
実際、機種の性能と耐久性が向上してることで使える期間が長くなり、新しいバージョンの製品を出したところで簡単に買い換えてもらえなくなっている。それはApple製品に限ったことではないのだけどね。
それなら、長く使ってもらえそうなソフトの開発に力を入れて、ソフトウェアの延長にあるようなサービスで収入を得られるようにする方向にシフトしようということなのだろう。ビジネスモデルが変わりだしてるといったところか。
まあ、実際に新しいソフトがどんなものなのか、リリースを楽しみにしておこう。
スマホでトイレの空き確認?
まだ試験段階ということだけど、あれば便利だよね。
スマホアプリでトイレの空き具合をチェックできるようになれば、混んでる所を避けることができるし、混んでる時に長いこと待つイライラ感が少しは減らすことができると思う。
ただ、こうした機能が全国的に定着するのはまだまだ時間掛かりそうだよね。対応する設備にするのに時間とお金がかかるだろうから。
それでもこうした役に立ちそうな機能は少しでも早く、どんどん広がってほしいものだ。
あらゆるものがネットにつながる「IoT」
これから先、身近なところにどんどん広がっていくんだろうね。便利であるもの、役に立つものなら歓迎なんだけど。
ポスターの内容にもう少し配慮を
このポスター、実際に見たけど問題あるのは確かだね。
捕まったというニュースだけで有罪が確定したわけではない。もしかしたら証拠不十分などで不起訴となって無罪だったということも有り得る。けど、捕まったというニュースが広まってしまえば無罪だったとしても犯罪をやらかしたというイメージは簡単になくなるものではない。
しかも有罪か無罪かは簡単に出るものではない。捕まってる間、様々な風評被害で捕まった人の家族や親戚、関係者にまで様々なダメージを受けてしまうだろう。
有罪か無罪かは関係なしに捕まったというだけで悪いレッテルをあっという間に貼られてしまうものだ。
今回のポスターは見方によってはそんなレッテル貼りを助長し、誤解と偏見を与えている感じに見えてしまう。もう少し配慮のあるポスターはできなかったものだろうか。公共のポスターなだけにそこは重要だと思うんだけどね。
ちなみに今回批判してるのはポスターの内容であって、痴漢行為は許されるものではないので、あしからず。
余生を送れる競走馬が増えてくれれば
年に何千頭もの馬が競走馬になっているが、競走馬を引退後に第2の馬生を過ごせる馬はほんの一部でしかない。その第2の馬生でも種牡馬では産駒が走らなかったり、乗馬としての適性がないなどで安泰でないケースも有る。功労馬として穏やかな老後を過ごせる馬は本当に限られている。
最近でこそ、JRAや民間団体などが引退馬の支援や重賞勝ちした功労馬などの支援に力を入れ始めているけど、引取場所や維持費など課題はまだまだ多い。
例えば、重賞の勝ち馬がいつの間にか消息不明になっていたり、引き取り手がないというのは今でもある。
そういったことが減るよう、これからも力を尽くしてほしいと思う。
全ての競走馬を救うのは難しいだろうけど、1頭でも多く安らかな余生を過ごせる馬が増えてくれればだね。
カンヌ最高賞監督の共感できるインタビュー
インタビューの内容には共感できることが多い。
日本の今の映画の現状を見てると欧米だけでなく、そのうち中国や韓国にも遅れを取るんじゃないかという気がする。
今の邦画は人気アニメや小説を人気俳優や女優を使って実写化してるものが多く、とにかく目先の収益しか考えてないようなものばかりが目立つ。要は当たり外れの予測がつきにくいオリジナルで勝負するよりも売れた作品を売れてる役者を使えば確実に売れるという考え方が見え見えだ。
そんなことをやっていれば、映画をはじめとする映像作品に力をいれようとする国に遅れを取っていくのは当然だろう。映画だけでなく、日本の文化力がどんどん低下して日本としての魅力を失っていくことにもなりかねない。そうなると外国人をもっと呼ぼうという日本の観光政策にも悪い影響を与えてしまうだろう。
映画に限らず、様々な分野において内向きでいられない時代になりつつある。日本が世界で存在感を発揮するためにも、海外に学び学ばれるようにならなければならないと思うのだが。
ジダン監督、突然の辞任
本人が最初から辞めるつもりだったのか、何らかの事情で自ら辞める決断をしたのか、そこは後からいろいろと出てくるのだろうけどね。
チームはチャンピオンズリーグで3連覇を成し遂げたものの、今シーズンのタイトルはそれだけに終わっている。
国内リーグでは宿敵バルセロナに勝ち点で大差をつけられて優勝を攫われた上に同じマドリードを本拠地にするアトレティコ・マドリーの後塵を拝する結果に終わっている。また、国王杯ではベスト8で下位チームに敗れるなど、国内では不安定さが目立つ結果になってしまった。
もしチャンピオンズリーグで優勝してなければ解任されてもおかしくないだけに、今回は国内での結果における責任を取ったのではいう推測ができる。
実際、レアル・マドリーは監督に対する見切りが早いところもあり、解任説や後任監督の噂もチラホラと出ていた。その辺のプレッシャーもあったのかもしれない。
後任の指揮官が誰になるのか?移籍を含めて選手の動向はどうなのか、ワールドカップ後のレアル・マドリーの動向について、例年以上に目が離せないのではないだろうか。