雪使いのつぶやき

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都知事選の結果を見て

都知事選の開票が終わった。

 

舛添氏は大差で当選したものの、票は前知事の半分くらいだ。低投票率による組織票の力と知名度に助けられた感は強いのではないのだろうか。おそらく与党の意向に左右される都政になるのは間違いないだろうね。

 

脱原発票」が分散されたという声が出てるが「脱原発」を表明してる宇都宮氏と細川氏の票を合わせても舛添氏を下回っている。一本化しても勝てたかどうか。

それよりも台風の目になるのではないかと言われてた元総理の細川氏が宇都宮氏にも勝てなかったという現実をどう見るのかな。しかも16パーセントほど投票率が下がったにも関わらず、宇都宮氏の票は前回をわずかに上回った。脱原発」だからという理由だけで細川氏支持を表明した著名人や脱原発による一本化のために宇都宮氏に降りろと言った人たちにとっては大誤算だったのではないだろうか。同時にそれらの人たちの信用度もかなり下がったと思う。「脱原発」を訴える人なら他の主義主張はどうでもいいって言ってるようなものだからね。それもまた無責任ではないだろうか。

また、野党再編を訴えてる人たちも今のままでは連合の力を借りないと与党どころか共産党にも勝てないという現実を突きつけられたのをどう見てるんだろうね。今までの主張のままでは支持が広がらないということなのだろう。根本から立て直さないと与党の暴走を止められないということを思い知ったのではないだろうか。

 

今回の都知事選の結果はこのままでは東京だけでなく日本が危ないということを示したものだと思う。