祝うほどのものではないと思うが
逆に何で祝わなければいけないのかが分からないのだが。
明治維新といっても、単に政権が変わり元号が明治になっただけで、特別なことがあったわけではない。王政復古だの五箇条の御誓文だののスローガンは掲げられたものの、その時点で特に具体的なものがあったわけでもない。また「五箇条の御誓文」というスローガンが掲げられたことで身分制度から開放されたり職業の自由を手にしたわけではないし、民主主義と言論の自由を重視するようになったわけでもない。それらを含めて今に繋がるような様々な改革が行われていくことになるが、それは単なる後付にすぎない。
明治という時代は様々なものが大きく変わった時代であり、その始まりとして元年に明治維新という名称がつけられたということなのだろう。それゆえに明治維新を祝おうだなんて言われてもピンと来ない。
ピンと来ないどころか、わざわざ維新なんてつけること自体がピンと来ないくらいなんだけどね。なんでそんな名称をつけたんだろう?