ビデオ判定と審判の信用性
サッカーのワールドカップにおいて導入されたビデオアシスタントレフェリーにおける判定は何かと物議を醸したものの、審判の判断をアシストするシステムとして機能していたと思う。
ビデオアシスタントレフェリーは既に導入しているリーグもあるけど、今後は導入する国が広がっていく流れになるだろう。
そのビデオ映像で判定をサポートするシステムはサッカー以外でも導入されている。
例えば、大相撲では行司の軍配に物言いがつくとビデオ映像を使って行司の軍配が正しいかどうか確認しているという。
また、日本のプロ野球では数年前からポール際やフェンスギリギリの打球がホームランかどうかを抗議があればビデオ映像で確認して判断するようになった。更に今年からは際どい判定について、ベンチからリクエストしてビデオで確認できるシステムが導入された。
それでも誤審があったりするなどの問題点はあるが、ビデオで確認した結果、審判の判断が間違っていたということで判定が覆るケースが3割ほど出てくるなど、効果はあるのではないかと思う。
ただ、ビデオ判定が導入されたことにより審判の権威は下がっただろう。正しいと思って判定を下してもビデオ判定で覆ってしまえば赤っ恥だ。それが何度も繰り返されてしまうと、判定した審判の信用が下がってしまう。ビデオ判定の導入は審判の信用性が今まで以上に問われることになると思う。
何がともあれ、ビデオ判定に頼らなくても正しいジャッジをしてもらうのが一番いいのだけどね。
逆走台風がやってくる
世にも珍しい「逆走台風」がもうすぐ日本本土に上陸しようとしている。
先日、豪雨に遭ったところを中心に既に避難勧告が出ているようだ。今のところは台風が近づいてるらしいというのに雨が降っておらず、風の音もあまり聞こえてないので実感があまりない。だが、夜中に最接近するようだから、眠ってる間に激しい風雨があるのだろう。
どうやら明日の日中にかけて日本を西へ向けて横断するようだけど、逆走台風はどれだけの被害をもたらすことやら。何も起こらないのが何よりなのだが。
とりあえず、明日の予定は台風による風雨がいつ収まるか次第かな・・。
豪雨、猛暑、次は台風
多くの犠牲者が出た豪雨に記録的な猛暑、異常な気象が続いてるところに今度は変則な動きをする台風が本州を直撃しようとしている。
日本に近づく台風といえば、西から東に進み徐々に勢力が弱まるものだ。ところが今度の台風は東から西へという本来と逆方向に進もうとしている。こんな台風、今までなかったような気がする。
そんな台風だけに予想外の事態が起こるかもしれない。大変なことにならなければいいのだけど。
そういえば、台風の進路予想では豪雨災害のあった所を直撃する可能性があるようだ。まだ復旧していないだけに災害における傷口を更に広げるような事態にならないことを願いたいが。
それにしても最近の異常気象は何なんだろうねえ・・。
アパートもの作品の設定は定番だけど
この夏スタートのアニメの中でアパートの管理人さんがヒロインの作品が放送されている。
アパートの管理人さんがヒロインのアニメの設定って昔から似たようなものなんだよね。
管理人(ヒロイン)=美人(美少女)で、管理人さんが主人公を何かと気にかけるうちに二人の距離が縮まっていくストーリーになるのがだいたいのパターンだ。例外として同じアパートに住んでいるヒロインに惹かれるというのもあるけどね。
で、同じアパートに住んでいる人たちがクセのある個性的な人たちで主人公たちを騒ぎに巻き込むのも定番である。
といった具合にワンパターンに思えるけど、それぞれに面白さがあるんだよね。型があるからこそ、作者なりの味付けをしやすいということなのだろうか。
今回の作品は原作を読んでるわけではないけど、最後まで面白かったであってほしいな。
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アパートもの作品の元祖といえば、これでしょ。
同時に作者の代表作のひとつでもあるよね。
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こっちは管理人さんが女子高生。住人の個性の強さは「めぞん一刻」よりも上かな
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こっちはヒロインが管理人ではなく同じアパートの住人。結構、青春を感じさせる作品だと思う。
これもアパート(下宿)ものなんだよね。ヒロインは管理人の姪だっけか。ストーリー的には他のあだち充作品と同じような流れなんだけどね。
最低賃金が上がるのはいいけど
最低賃金に近い時給で働く人にとっては給料が確実に上がることになるから喜ばしいことだろう。
とはいえ、時給で20何円アップというレベルであり、まだ足らないくらいだ。ひとり暮らしで何とかやっていくのなら最低賃金は1000円を越えるくらいでないとね。それでなくても最近は物価が上がってるくらいだし。賃金アップに関して差はあれど与野党とも反対してるわけではないので、来年以降も上がることを期待したいところだ。
ただ、上がり幅は都市部と地方で差があり、それに伴って賃金の差も広がることになる。例えば最低賃金の一番高い東京が27円アップの985円になるのに対して、一番安い沖縄など8県では23円アップの760円、218円差だったのが225円差に広がることになる。物価の差があるとはいえ、賃金による地域格差が広がることで地方活性化に水を差すのではないかという心配もある。
また、中小企業を中心に賃金アップに及び腰な企業が少なくなく、賃金をあまり上げたくないばかりに政府が外国人労働者の受け入れ拡大を進めようとしているのに乗っかって最低賃金レベルで外国人の労働者を増やそうとするかもしれない。そうなると経済の活性化に悪影響を及ぼす可能性も出てくる。
このように最低賃金アップは良いことばかりとはいえないのかもしれない。
とはいえ、正規だろうが非正規だろうが給料は少しでも増えてほしいけどね。
子供の野球人気が下がってるのは?
少子化の影響もあるだろうけど、学校の部活動における野球部員が減っているのはそれだけではないはずだ。
原因として思い当たるものとして、まずはスポーツ競技の人気が多様していることだろう。一昔前なら野球が日本を代表するスポーツであり、プロ競技も学校の運動部も野球中心に回っているようなところがあった。
しかし今はサッカーを中心に人気のある競技が出てくるようになって野球の存在感が下がっている。しかも野球と違って競技する国や人口が多く、オリンピックやワールドカップといった世界レベルの大会もある。(野球にもあるけど、参加する国はほんの一部でしかない)それらを見て競技をやってみたいという子どもが増えているのではないだろうか。
また、野球といえば伝統あるスポーツのせいか、保守的な部分が強い。昔ほどではないといえ、髪型だったり上下関係だったり練習内容だったり昔からの伝統を引きずってるものがあり、そうしたものが今の子供達に敬遠されてるところがあると思う。そこが部員の減少の一因にもなってるのではと思う。
少子化が進もうが進むまいが、野球をやろうという子どもたちを再び増やすのは簡単ではないだろう。競技における野球の魅力を子どもたちにアピールするためにどうしたらいいか、今の時代に合うように考えていく必要があるのではないか。
代表引退表明の裏にある問題
移民とは縁の薄い日本と違って欧米はひとつの国の中でも様々な系列の移民が入り込んでいる。
例えば、ワールドカップで優勝したフランスを見ても白人だけでなく黒人もいて選手の人種が多彩だ。おそらく植民地支配を広げた時代に支配地域から移民が入り込んできた影響だろう。欧米の人間といえば白人というイメージをもたれやすいだけに選手の中に黒人がいると意外に感じてしまう。
また、ヨーロッパはイギリスなどを除けば国々が陸続きだ。それだけに移民や難民が入りやすいというのもあるだろう。
しかし、最近は各国で移民や難民の受け入れに反対している極右政党が台頭している。それは移民や難民の存在を好まない国民が潜在的に多くいるということなのだろう。
また、今のトルコの大統領といえば、独裁的な人物というイメージが世界に広がっている。かつてのナチス支配の後遺症からか、独裁者を嫌う風潮があるのかもしれない。
今回のエジル選手の騒動は人種的な問題が根深いことが改めて浮き彫りになったのではないだろうか。ただ、その問題は日本にいる限りは理解するのが簡単ではないと思う。