雪使いのつぶやき

日々の様々な出来事や思うことを気ままにつぶやいています

最低賃金が上がるのはいいけど

www.nikkei.com

最低賃金に近い時給で働く人にとっては給料が確実に上がることになるから喜ばしいことだろう。

とはいえ、時給で20何円アップというレベルであり、まだ足らないくらいだ。ひとり暮らしで何とかやっていくのなら最低賃金は1000円を越えるくらいでないとね。それでなくても最近は物価が上がってるくらいだし。賃金アップに関して差はあれど与野党とも反対してるわけではないので、来年以降も上がることを期待したいところだ。

 

ただ、上がり幅は都市部と地方で差があり、それに伴って賃金の差も広がることになる。例えば最低賃金の一番高い東京が27円アップの985円になるのに対して、一番安い沖縄など8県では23円アップの760円、218円差だったのが225円差に広がることになる。物価の差があるとはいえ、賃金による地域格差が広がることで地方活性化に水を差すのではないかという心配もある。

また、中小企業を中心に賃金アップに及び腰な企業が少なくなく、賃金をあまり上げたくないばかりに政府が外国人労働者の受け入れ拡大を進めようとしているのに乗っかって最低賃金レベルで外国人の労働者を増やそうとするかもしれない。そうなると経済の活性化に悪影響を及ぼす可能性も出てくる。

このように最低賃金アップは良いことばかりとはいえないのかもしれない。

 

とはいえ、正規だろうが非正規だろうが給料は少しでも増えてほしいけどね。