サッカーのワールドカップが終わる
1ヶ月に渡って熱闘が繰り広げられたサッカーのワールドカップはフランスの優勝で幕を閉じた。
決勝戦はフリーキックからのOGに始まり、VARによるPK判定やGKのポカからのゴール、試合途中の雨でピッチが滑る部分があったなどケチがつく要素もあったけど、両チームとも全力を尽くした熱戦であったことには変わりなく、その中でフランスが地力の差を見せた結果であったと思う。敗れたクロアチアも3戦続けて延長戦を戦ってきたにもかかわらず、それを感じさせないパフォーマンスを見せたことに敬意を表したいくらいだ。
まあ、今回のフランスの優勝は予想の範囲内ではあったけどね。見る限りでは個々の力と組織力が他の国に比べて予想以上に優れていたという印象だったかな。
前々回のイタリア、前回のスペイン、今回のドイツのように前回の優勝国は次の大会ではグループリーグで消えてしまうというジンクスが続いてるけど、選手たちの年齢が若く4年後の成長が見込まれそうな今回のフランスには影響ないかなと見ているんだけど、どうなんだろう?次に向けて巻き返しを図る国が多いだけに楽観はできないだろうけどね。
ちなみに日本はというと、いろいろと物議を醸す内容だったけど、下馬評以上の結果を出したことには変わりない。
ただ、4年後に向けて世代交代できるかどうか、まずはそこがカギだろう。とはいえ、他の国際試合で結果を残している所は日本以上に世代の新陳代謝が進んでいるだけに育成の段階から世界でも通用するようなシステムを作らないと次も運が良ければ決勝トーナメントに出られるレベルのままだろう。この後のチーム作りがどうなっていくかだね。
ワールドカップは終わったけど、サッカーシーズンはこれからが本番だ。この後のシーズンがどうなっていくのか、とても楽しみだ。